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【フェブラリーS】コパ氏 菜七子起用の本意「当たりの柔らかいジョッキー」

 愛馬の鞍上に藤田菜七子を指名した小林祥晃オーナー=東京・銀座(撮影・西岡正)

 「フェブラリーS・G1」(17日、東京)

 刻一刻と歴史的瞬間が迫ってきた。藤田菜七子騎手(21)=美浦・根本=が17日、フェブラリーSで自身初のG1騎乗に臨む。JRA女性ジョッキーによるG1挑戦も史上初だが、何も話題先行というわけではない。コンビを組むのは重賞連勝中のコパノキッキング。風水でおなじみの“Dr.コパ”こと小林祥晃オーナーが用意したバリバリの有力馬だ。持ち前の強心臓で相棒を導き、あっさり初騎乗初Vをやってのけるかもしれない。

 以前から「菜七子がG1に乗れるようになったら騎乗させる」と公言してきた“Dr.コパ”こと小林祥晃氏。ついに、それが現実のものとなった。

 1月27日の中京競馬場。愛馬コパノピエールで今年の初勝利を挙げた菜七子に、オーナーは「あした楽しみにしておいで、いいプレゼントがあるから」と伝えたという。翌日、コパノキッキングが根岸Sを制し、G1の優先出走権をゲットすると、すぐさまオファーをかけた。「菜七子はね、2月から運気が上がって行くんだ。その通り、成績も上がって来ただろ?」。風水の第一人者らしい物言いの中に、大きな期待感がにじみ出る。

 決して話題づくりだけではない。「よく努力しているし、ここにきて鞍はまりがいいというか、バランスが良くなってきた。キッキングには当たりの柔らかいジョッキーが合っていると思う。それが菜七子を乗せようと思った一番の理由なんだ」と起用の本意を説明。「彼女にこれだけは伝えようと思っているんだ。ここまでキッキングに乗って、強くしてくれたジョッキーたちに感謝しろって、ね」と大一番に臨む心構えを説いた。

 「それにしても、おかしな馬主でしょ。G1だからトップジョッキーを、と言うのが普通だけど、菜七子だよ。それに付き合ってくれる村山明も大したもんだ」。統一ダートG1・11勝馬コパノリッキーを管理した村山師、JRA通算50勝のうち“コパノ”の馬で最多5勝を挙げる菜七子。これ以上ない縁で結ばれた“最強トリオ”が、決戦の2・17へ向かって突き進んでいく。


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