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最近の競馬を象徴する結果


今年も3歳三冠レースが全て終わった。
秋華賞を制したのは、オークスから直行のアーモンドアイ。見事三冠を制した。戦前には、過去10年オークスから直行の優勝馬が極めて少ない事や、関東馬の好走は栗東滞在のケースがほとんど…など、一般ファンの間では過去の傾向から意外と否定的な意見もあったようだ。
菊花賞は、さらに上を行く出来事もあった。僅かキャリア3戦で優勝したフィエールマン。4戦目での菊花賞制覇は史上最速、さらに距離経験は1800以下、そして夏の福島からの臨戦での勝利も記憶には無い。
アーモンドアイに関しては、そもそも桜花賞の時にデータや傾向など関係ない勝利を挙げており、それほどレアな結果とは思わないが、フィエールマンの勝利は今後の競馬界の常識を覆す勝利でもあるだろう。まあそもそも、それを狙っていたノーザンFでもあるが…

入厩してから1ヶ月しないとレースに使えなかったその昔、それが既走馬なら入厩10日で使える様になった昨今、この時点で既に先を見据えた思惑が垣間見られたが、それから数年の間に育成牧場を強化しトレセンでは無く牧場で仕上げるノウハウを蓄積し、新たにクラブ法人を傘下に加え出走シェアを拡大し、そして外国人のミルコ・デムーロとクリストフ・ルメールに日本の通年免許を取らせ主戦に配し、そして2歳重賞・GIも増やされ、まさに万事が上手く言っている様に思える。
このアーモンドアイとフィエールマンのクラシック勝利により、さらに加速していくのだろう。

こうなってくると、馬券の考え方も当然変わってくる。新しい競馬観が必要で、古い過去のデータや傾向などは全く無意味になる。実は、その事が余り浸透していない『今』が最も馬券的妙味に面白い時期とも言える。

騎手や調教師でもそうだが、皆が知る前に『旬』に気付けることは、オッズのゲームである競馬では大きなアドバンテージになる。正直、『ほぼ1強』の今の競馬の仕組みに納得は出来ないが、それなりの読み方が出来ることを考えれば、ある意味で興味深く面白い。


名前の出せない元JRA調教師

名前は出せないが父も調教師だった競馬一家。幼少期から身近に馬がいる環境で育ち、サークル内の表も裏も見てきた人物。現役当時、ココと決めたレースに向けた勝負仕上げには定評があり、若い調教師の兄貴分的な存在でもあった。今でも後輩調教師が教えを請いに訪れてくるという。昭和の時代の美浦トレセン開業当時も知る一人、「美浦で知らないことはない」という自他ともに認める美浦トレセンの生き証人でもある。現在もサークル内に非常に近い立場でその手腕を振るっており、現代競馬の事情や実情を、ある意味現役の調教師以上に知る人物でもある。



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