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セントライト記念 上位2頭の騎手は戦略的に乗っていましたね


秋競馬が始まり2週目、各競馬場で秋のG1レースのトライアルが行われています。

三連休最終日の月曜日は中山競馬場で菊花賞トライアルのG2レース、第72回朝日杯セントライト記念が行われました。

優勝は4番人気ジェネラーレウーノ
気性面で難しいところがある馬ですが、今回は鞍上の田辺騎手が上手に乗りました。


レースでは逃げる選択肢もあったでしょうが、幸騎手騎乗のタニノフランケルがハナを主張したため2番手追走に。逃げた馬のペースは前半1000m通過が60.9秒とそれほど速くはないものの、その2番手に位置したジェネラーレウーノと先頭との距離は5・6馬身ありました。
あまり速くない流れの中で、前を追いかけずに抑え気味に行ったのは、自分のリズムを大切にしたい気持ちと、あとは意識が後続の馬に向いていたからだと思います。

逃げた幸騎手が幾分早めに仕掛けだしましたが、田辺騎手はついていかず。これが勝因でしょうね。
逃げ馬が道中でラクをした分、自分もついていくか、それとも待つか迷ったかもしれませんが、結果的に良い判断でした。


ジェネラーレウーノも、これまでにG3京成杯を勝ちG1皐月賞では3着に好走と、もともと高い能力を持つ馬なので、今回の結果は順当と言えます。

気性的に難しさがあるとはいえ、その気性が良い方に出れば素晴らしい走りで好成績を残します。ただ悪い面が出てしまうと凡走してしまうため、本命として扱おうとすると少し難しいタイプかもしれません。



2着はダービー馬レイデオロの全弟、1番人気のレイエンダ
昨年7月のデビュー勝ち後に長期休養したため春のクラシックには出走できませんでしたが、5月に復帰後は順調に勝ち進みここまでで3戦3勝。全て1番人気で快勝しました。

素質は間違いなく一級品、単勝1.9倍も納得です。
枠番が大外15番枠だったこともあり、レースでは外々を回る展開になりポジションも後方グループ。全体の流れと馬場状態を考慮すると、少々後ろ過ぎる気がしました。


ただレース内容を見ると、これは鞍上のルメール騎手の考えによるもので、『レイエンダの力がどの程度なのかを試したかったのかな?』という乗り方と感じました。

まずは安全策を取り、馬が不利なくリズムを崩すことなく走るのを第一に考え、最後に脚をどれくらい使えるのか計っていたような乗り方。このレースで何が何でも勝ちにいくという、勝負に徹する乗り方をするつもりであれば、後方のあの位置はとらなかったと思います。


まだ先のある馬ですし、今後に向けて、色々と確認しつつ調整していたのかなと。将来が楽しみですね。



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