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札幌記念 秋への指針となるレースを振り返る


先週は札幌競馬場でサマー2000シリーズ第4戦、G2第54回札幌記念が行われました。
今年はG1馬の参戦がそれほど多くないものの、実力馬たちが秋に向けての初戦として選ぶこのレースは見逃せません。

優勝したのはマイル路線から、中距離へチャレンジしてきたサングレーザー
1枠2番の絶好枠からスタート後、中団で待機しつつ追走。鞍上の福永騎手の乗り方を見ると、外へ出す選択肢は彼の中には無かったようです。前が詰まる不利は承知の上で、あくまでも外を回さず距離ロスを避ける騎乗をしました。

レースの流れとしては速く、当日の稍重の馬場、それに札幌競馬場の洋芝(ベタベタというか絡みつくような感触)という点から、前に位置取った馬にとっては厳しいペースになったと思います。

実際に3・4コーナーあたりで前にいる馬が少しずつバテはじめ、ここから福永騎手が馬群のどこを抜けてくるのかを興味をもって見ていました。
出てくるスペースがなかなか見つからないようで、気づけばすでに直線。しかし残り200mあたりでようやく僅かな隙間ができると、そこを躊躇なく突っ込んできました。

もともとキレがある馬なので、流れを味方にできたことにより位置取りが生かせるレースになり、また追い出すのが少し遅れたことも結果的には良かったようで、おかげで最後の脚が引き出せたのだと思います。福永騎手の判断が良い結果につながりましたね。


2着は1番人気マカヒキ
昨年11月のジャパンカップ以来となるレース、しかもここ2年近く勝利から遠ざかっていながらも1番人気に支持されるのだから、やはりこのダービー馬の底力を信じ、復活を期待するファンがいかに多いかということでしょう。

レースは後方2番手で追走。
あの位置取りで大丈夫なのかと少々の不安をおぼえましたが、全くの杞憂だったようです。
鞍上のルメール騎手は3コーナーから仕掛けだすと、内側のゴチャつくところを避けて思い切って外へ出していきました。そこで不利の心配もなく追い出し、直線では、さすがという他ない凄い脚を使ってゴールへ。

ゴールした瞬間は勝ったと思いましたが、惜しくもハナ差の2着。ただ負けはしたものの自分のレースはできたのではないでしょうか。この内容なら、秋に向けて期待を持てるかもしれませんね。


3着は、昨年のエリザベス女王杯を制した牝馬モズカッチャン。 デムーロ騎手は最後方でレースを進め、3・4コーナーから押し上げていき外を回さずに馬群の中へ。直線に向いて進路を見つけるまでにかなり手間取ってしまったようですが、それでも徐々に外側へと進路を取り、最後は上がり最速36秒0の脚を繰り出してハナ・アタマ差の3着に突っ込んできました。このゴール前で見せた鋭い脚は見ものでしたね。



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