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【2009年 関屋記念】


【2009年 関屋記念】

 息長く重賞戦線で上位を賑わせたスマイルジャック。JRAで48戦を消化した後、地方の南関東へ移籍。9歳になるまで、さらに10戦を戦った。
 ブライアンズタイムが送った傑作であり、ダービーを制したタニノギムレットの産駒。歴史的な名牝、ウオッカの父として知られるものの、牡では堂々の格となる。地味なファミリーながら、サンデーサイレンスの肌(母シーセモアは1勝)。日本を代表するサイアーの良さが生き、早くから頭角を現す。
 2歳9月の新潟(芝1600m)で新馬勝ち。以降は同世代のエリートたちと接戦を演じ、きさらぎ賞(2着)で賞金加算を果たす以前も、すべて3着以内に食い込んでいた。
 スプリングSで初重賞制覇を成し遂げ、晴れてクラシックへ駒を進める。皐月賞は9着に敗れたが、ダービーで2着に反撃。確かなポテンシャルを誇示した。
 ただし、秋シーズンは折り合いの難しさに邪魔され、菊花賞(16着)、マイルCS(11着)とG1の壁に跳ね返される。4歳になって、東京新聞杯を3着、マイラーズCも3着。安田記念(9着)は不利に泣いた結果だった。
 関屋記念では、後方でじっくり脚をためることに成功。ラスト3ハロンは32秒5の圧倒的な決め手を駆使し、2つ目のタイトルに手が届いた。このレース以来、三浦皇成騎手とのコンビが定着。ジョッキーもさらなる躍進に闘志を燃やす。
「初めての騎乗でも、この馬のイメージはつかんでいた。位置取りにこだわらず、リズムを重視。直線が長いので、あらせずに仕掛けられたよ。能力は相当。ここは通過点だと思う」
 それでも、なかなか流れが噛み合わない。六甲Sを貫録勝ちし、安田記念も3着に好走しながら、重賞では連敗を重ねてしまう。6歳シーズンも、3年連続して東京新聞杯から始動。地力の違いでハナ差だけ振り切り、久々に歓喜の瞬間を迎えた。
 この年の安田記念でも3着。出遅れを克服しての好走であり、価値ある銅メダルだった。これを境に成績は下降していったが、7歳にして2着した京成杯AHをはじめ、思い出に残るパフォーマンスは多々。ファンに愛される名脇役だった。
 


第44回 関屋記念GⅢ
1着スマイルジャック  牡4 56 三浦皇成 小桧山悟
2着ヒカルオオゾラ   牡5 56 武 豊  池江泰寿
3着マイネルスケルツィ 牡6 56 石橋脩  稲葉隆一

 単勝  470円
 枠連  550円
 馬連  810円
 馬単 1,740円

3連複  12,990円
3連単  56,290円




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