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朝日杯FS “賢い馬”は騎手にとって本当に心強いもの!


12月も半ば過ぎ、もうすぐ2017年の競馬もフィナーレを迎えようとしています。

先週のメインは2歳馬のGⅠレース、第69回朝日杯フューチュリティステークス。僕が本命に挙げたのはもちろん、1番人気ダノンプレミアムです。レコード勝ちした前走GⅢサウジアラビアロイヤルカップを見てしまったら逆らえません。

強い、そのひと言しか出てきません。
パートナーの川田騎手は戦前この馬の特長について、『非常に賢い馬』と話していました。
この“賢い”という言葉は馬を評するときによく使いますが、ジョッキーには何よりも大事。こういう馬はレース運びだけに集中できて騎乗しやすいのです。例えば癖がある馬の場合は、そこに気を配って騎乗しなければならず、精神的にとても疲れます。

今回のレースでダノンプレミアムは鞍上の言葉どおり、ゲートが開くと良いダッシュで好位に取りつき、絶好のポジションの理想的な競馬をしました。

流れがやや遅かったのか3コーナーまで少しかかり気味に見えたものの、あれは許容範囲。その後はうまく折り合いもついて、川田騎手は“もったまま”直線入り口へ、あとはどこから抜け出そうかと進路を探し鞍上が馬を導いてあげるだけです。その後に追い出しはじめれば、みるみるうちに後続馬を突き放してゴール。3馬身半差をつけながら、なおも余裕がありそうな勝ちっぷりは、まさに“楽勝”と呼べるものでした。

現時点では他の2歳馬とは差がかなりあり、クラシックロードはこの馬が主役として人気を集めるでしょう。早く次のレースを観たいと思わせる、本当に強い馬です。


2着は3番人気のステルヴィオ。
勝ち馬とは対照的にスタートでダッシュがつかず、中団よりやや後ろの位置での競馬になり、展開的にこの馬には向かないレースとなりました。

直線では少し窮屈な場面があり、追い出しにも時間がかかってしまったようでエンジン全開の状態になるのが遅かったとは思いますが、そこはデムーロ騎手、しっかり追って直線ではグンと伸びる脚を引き出し2着。あの末脚は見事でした。
もしもスムーズにレースが進められて、距離ももっと伸びれば、大きなレースを制することができるのではないでしょうか。

3着の2番人気タワーオブロンドンは、ルメール騎手が勝ち馬の後ろにピタリとついてマークする乗り方をし、かつ折り合いも完璧と内容はとても良かったと思います。ただ、追い出してから勝ち馬にするっと離されてしまいましたね。

この馬も距離が伸びてさらに光るタイプかと感じましたが、鞍上はレース後に距離はもう少し短い方が合いそうとコメント。見た感じと実際に乗った感触は違うのでしょうね。



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